浸潤が怖い

人類がかかると治療が大変なものとしてガンがあります。何故大変なのかと言うと、ガンは他の病気と違って転移する病気だからです。通常の病気の場合だと、体からウイルスを死滅させる、病気となっている部分を除去することで解決できます。ガンは転移する可能性があるので、その場所を治療したからといって絶対な安全というわけでもありません。なので、ガンが転移を始めるような状態になる前にガンを治療するのが一番好ましい状態と言えるのです。ガンが発生する理由として、細胞の突然変移があります。突然変移した細胞は通所の業務をしなくなるばかりか体にとって害をなす存在となります。免疫細胞として働くはずの細胞が別の異形な物となります。体にとって異形の物は討伐対象となるので、免疫細胞によって倒され、外に排出されるのが通常なのです。私達の体でも、一日5000ほどのガン細胞が誕生していると言われているので、突然変移自体は問題のない行為なのです。

ガン細胞は突然変移で発生し、毎日体の中で誕生していますが、健康体であるのならば外に排出して終わりなのです。しかし、年齢による免疫力の低下やストレスなどによる被害によってガン細胞が体の一部に残ってしまい、そこからガンと発生してしまうのです。それがどんどん加速することで悪性腫瘍となり、命の危機となります。悪性腫瘍と発達したガン細胞は周りにある正常な状態の細胞を栄養素としてどんどん取り込んでしまいます。取り込んだ分成長しますので、危険な状態は続きます。また、正常な細胞が取り込まれるので、免疫力は低下を続ける結果となってしまいます。さらに悪化が進むと、表面部分にあったガンが中へ中へと侵食を始めます。これを侵潤と呼び、危険度がエスカレートするのです。中へと浸潤を進めたガン細胞はやがて外の世界へとたどり付きます。外の世界にまで達してしまうと、そのまま他の臓器などへと侵食が始まり、どんどん転移する結果となるのです。周囲への転移はこのようなメカニズムで行われているので、早めの治療が良いというのはこのことからきています。定期健診は大切な事なので受けるようにしましょう。